不動産価値の変化

2023年11月09日

 

 

今現在、母が住んでいた地方の物件を売りに出しています。

 

値段を下げても一向に問い合わせなどもなく手詰まり状態です。

三春売物件

 

 

不動産相談をしていると同じようなご相談も多く寄せられます。

 

先日も昔収益物件として購入したスキー場近くのリゾートマンション一室売ってくれないかな?など相談をされたといった話を聞きました。

速攻、売却は難しいから地元の業者に頼んだ方が良い、売れないことも覚悟しないと・・・と話されたようです。

 

 

 

東京の業者では全くと言っていいほど売却のお手伝いをしてくれるところはありません。

 

 

なぜなら物件の調査および広告するための撮影、案内等を考えると経費費用ばかりがかさみ物件自体の価格も高額取引は難しいものばかりだからです。

地元の業者に依頼をかけても売れない場合はどうなるのでしょうか??

かなり深刻な状態になります。

 

 

これも同業者様のお話しからですが、行政に物納したいと言っても受けとってもらえないから欲しい方に無償でお譲りしたといった方もいらっしゃったとか。

無償でも手放せば、毎年かかってくる固定資産税等は免除されるわけですから助かりますよね。

 

 

 

これから終活に向けて、投資目的で所有していた地方物件を手放そうと思っている方もいるのではないでしょうか。

まずは物件所在地の業者を探し、それも複数件問合せし今の売買価格等を調べたうえで、売買をお願いする媒介業者を決めてください。

出来れば足を運んで決められた方がいいでしょう。

 

 

最近はスローライフ・田舎暮らしを楽しむ等、若い家族や中年夫婦が移住するといった地方再生を打ち出して活性化を図っている地方もあるので、役所で紹介や斡旋もしてくれるかもしれないので相談してみてもいいかもしれません。

 

不動産価格が上がっているのは都心部や地方の一部であることが殆どです。

 

過剰な期待はせず、買ってくれる方がいれば素早く売ってしまった方が後々楽かもしれません。

ただし、必ずその場所の坪単価や売買経緯を探って正常な査定を行ってからの話です。

 

 

これらすべて私の身内が理解してくれれば・・・トホホです。